美容・スキンケア
たるみ毛穴は改善できる?
原因と毛穴を広がらせないための
対策を解説

年齢を重ねるとともに、たるみ毛穴に悩む方は多いのではないでしょうか。たるみ毛穴が広がると老けて見えるばかりか、化粧ノリも悪くなり、ファンデが毛穴に落ち込むだけでなく気分まで落ち込んでしまいますよね。そんな悩ましいたるみ毛穴も、適切なスキンケアを続ければ予防や改善につながる可能性があります。
そこで今回は、たるみ毛穴の原因と、改善につながるスキンケア方法や生活習慣を紹介します。たるみ毛穴に効果的な対策を実践して、みずみずしい毛穴レスな素肌を目指しましょう。

たるみ毛穴とはどのような状態?
たるみ毛穴とは、加齢などの影響で肌がたるみ、開いてしまった毛穴のこと。肌が健やかな状態なら、毛穴は目立ちません。しかし、年齢とともに肌のハリが失われ、毛穴が開いてたるんでくると目立ってきます。
特にたるみやすいのは、顔の頬や小鼻の周りの毛穴です。化粧ノリが悪くなったり、老け顔に見えたりなどの悩みの原因につながります。たるみ毛穴は肌の老化現象の1つなので、スキンケアや習慣を適切に見直すことで改善が期待できるでしょう。

たるみ毛穴の原因
たるみ毛穴には、さまざまな原因があります。ここでは、たるみ毛穴が加速する主な原因4つを見ていきましょう。

真皮のハリ成分の減少
真皮のハリ成分の減少は、たるみ毛穴の大きな原因の1つです。肌のハリは、繊維芽細胞が作るコラーゲンやエラスチン等の成分によってもたらされます。これらの成分は年齢とともに減っていきます。その結果、肌にハリが失われ、毛穴が開きやすくなりたるみが目立つようになるのです。
肌の乾燥
健康な肌には保湿力があり、常に一定のうるおいが保たれています。しかし年齢とともに肌の保湿力が低下し、乾燥しやすくなります。乾燥によっても肌のハリは低下します。また、乾燥した肌は、肌が自然と生まれ変わる「ターンオーバー」のサイクルが乱れがちになるため、バリア機能の低下を招いて更なるハリ低下につながります。
紫外線
紫外線には、肌の奥にある真皮層まで到達する、波長の長い紫外線A波があります。紫外線A波は真皮層にあるコラーゲンやエラスチンも分解。その結果、肌のハリが失われ、たるみの原因となるのです。また、紫外線を浴びると肌では酸化や弱い炎症状態がおき、これが毛穴の開きにつながります。開きの大きい毛穴がたるむとより目立ったたるみ毛穴になってしまいます。
表情筋の低下
表情筋は、顔の筋肉のことを指します。表情筋は年齢とともに低下。肌がリフトアップする力が弱まるために、顔全体が垂れ下がりやすくなり、結果、たるみが出てきます。特に頬周りのたるみが目立ちやすく、それによって毛穴が開いてしまうのです。
たるみ毛穴対策|スキンケア
たるみ毛穴は、対策をすることで進行を最小限におさえられます。ここでは、たるみ毛穴を目立たせないためのスキンケア方法を紹介します。
やさしく洗顔する
洗顔時の摩擦は、肌に大きなダメージを与え、たるみ毛穴を引き起こす原因になります。そのため、洗顔の際は洗顔料をしっかり泡立て、泡が手と肌の間のクッションになるようにして、できるだけやさしく洗うようにしてください。また、ゴシゴシ洗いは肌の乾燥を引き起こし、肌のバリア機能を低下させてしまいます。乾燥もたるみの大きな原因になるため、肌にやさしい洗顔を心がけましょう。

保湿成分の入った化粧品でスキンケアをする
保湿は、肌の健康を保つためにとても重要です。
たるみ毛穴予防のためにも、しっかり保湿ケアをおこなうようにしましょう。
特に、たるみ毛穴には肌の水分保持能力をサポートする成分がおすすめです。保湿成分の代表的な成分には、ヒアルロン酸やセラミドがあります。肌に水分を閉じ込め、肌の乾燥を防ぎます。また、皮膚の水分保持能改善が認められた成分として、ライスパワー®︎No.11も注目です。水分保持能とは肌そのものがもつ水分を保つ能力のこと。ライスパワー®︎No.11は、ターンオーバーの過程に働きかけ、セラミド産生をサポートし、みずみずしくうるおった、健やかな肌へ導きます。すると肌にハリがうまれるため、たるみ毛穴の予防に役立ちます。

紫外線対策をする
紫外線対策もたるみ毛穴の予防に欠かせません。日中は日やけ止めをこまめに塗り直し、帽子やサングラスなどで物理的に紫外線を遮断することが重要です。上述の通り紫外線のダメージによって、肌の弾力性が低下。放っておくと肌がたるみ、毛穴が目立ちやすくなります。日常的な紫外線から肌をまもるため、UVカット機能のある日やけ止めやファンデーション、化粧下地などの化粧品もとり入れていきましょう。
たるみ毛穴をつくらないために改善したい習慣
たるみ毛穴をつくらないためには、毎日の習慣も見直す必要があります。ここでは、たるみ毛穴を目立たせないために改善したい習慣を2つ見ていきましょう。
睡眠をしっかりとる
たるみ毛穴を予防するうえで睡眠はとても大切です。睡眠中に分泌される成長ホルモンは、肌の新陳代謝を促進し、肌の弾力性や水分保持力に影響するコラーゲンやエラスチンの生成を助けます。また、質のよい眠りを確保することで肌の回復力が高まるといわれてます。
肌によい食事を心がける
たるみ毛穴を予防するには、肌に良い食事を心がけましょう。栄養バランスのとれた食事は、肌の健康を内側からサポートします。特に、コラーゲンの生成を助けるビタミンCを多く含む食材や、抗酸化作用のあるビタミンEが含まれる食品は、肌のハリや弾力を保つ効果があります。また、肌の保湿力を高めるために、良質な脂質やタンパク質を含む食事も必要です。魚やナッツ類、フルーツ、緑黄色野菜などを積極的にとり入れることで肌を健やかに保ち、たるみ毛穴を防げます。

まとめ
今回は、たるみ毛穴の原因と対策について紹介しました。たるみ毛穴は、肌のハリ不足や乾燥、表情筋の低下、さらに紫外線の影響などさまざまな要因で引き起こされますが、適切なスキンケアと生活習慣の見直しで予防や改善が可能です。特にやさしい洗顔や保湿、紫外線対策、睡眠や食事の管理が重要なポイントです。また、ライスパワー®︎No.11を含む化粧品は、肌の水分保持能を改善する効果が認められており、たるみ毛穴対策にもチェックしておきたい成分です。ぜひこの記事を参考に、健やかな肌を目指していきましょう!
